韓国の結婚式に参加するのは今回で三回目。今回は新郎韓国人、新婦日本人という組み合わせです。韓国の結婚式では日本のように事前に招待状が来て出欠をとることもありません。なので、友達の友達や、遠い知り合いが参加するなんてことも。最近ではSNSでの招待もよく見ます。来れる人は来てね!みたいな感じで、祝福したい人は誰でも参加できます。
服装とお祝儀について
服装
服装は、日本の結婚式に比べてかなりカジュアルな感じです。ほとんど普段着でも大丈夫、ジーパンで参加している人もいます。今回は日本人の新婦ということもありご両親もいらっしゃるので失礼のないよう事前に確認しましたが、韓国式でいいよ!とのこと。ネイビーのワンピースで出席しました。スカートは膝丈で少しヒールのある靴にしました。以前ストッキングを履こうとしたら、韓国人の友達にありえないからやめてって言われたことがあります。日本と同じような感覚で行くとかなり浮いてしまうのでご注意を。
お祝儀(축의금)
日本では、友達の間柄ならだいたい3万円が相場だと思いますが、韓国では50,000~100,000ウォンといったところでしょうか。結婚式に行けない場合は、直接銀行口座に振り込んだり、事前にお祝いの品をあげたりもします。式場に行くと受付で名前を記入して、お祝儀を渡すと食事券がもらえます。お祝儀を受付に渡すと親に行ってしまうので直接渡すといった話も聞いたことがあります。
お祝儀を入れる封筒も準備してありますので、受付の前にささっと準備することができます。
結婚式の流れ
式場に行くと、ウエディングドレス姿の花嫁さんが前室にいるのであいさつに行き、一緒に写真を撮ったりできます。
式の前に受付を済ませます。お祝儀を渡し、食券をもらいます。
式が始まります。特に決まった席はなく、好きなところに着席します。進行はそれぞれみたいですが、今回はケーキ入刀がありました。
式が終わると、写真撮影があります。家族親戚、同僚、友達、呼ばれたら写真撮影に参加します。
韓国伝統のペベクです。普通は家族のみで行われるのですが、国際結婚の場合このように日本からの来賓の方にお披露目されることがあります。
最後に、食堂に移動し食事をします。入り口で食券を渡し、ビュフェスタイルなのでそれぞれ好きなものを選んで食べます。
新郎新婦も食堂に来て一緒に食事をするので、ここで少し話したりする時間もあります。各自、食事が終わればそれでおしまいです。それぞれ、式場を後にします。
いかがでしたか?日本の結婚式に比べて、時間も短いし、決まり事も少ないです。披露宴では突然ダンスがあったり、クイズがあったり、本当に個性的で自由な感じです。初めて行ったときは、違いにビックリしたし、食事のあと勝手に帰っていいのかと、どぎまぎしましたが、今回久しぶりに韓国の結婚式に参加して、日本より楽でいいななんて思っちゃいました。