烏來(ウーライ)と言えば、トロッコ、ロープーウェイ、滝、その名の由来でもある温泉が有名なのですが、グルメも忘れちゃいけません。烏來老街には他では見掛けないようなご当地ならではの食べ物がたくさんあります。
その中でも私の目をひと際引いたのが、皮蛋(ピータン)でした。それも二種類。では、さっそく紹介したいと思います。まず、一つ目の皮蛋(ピータン)は?
溫泉皮蛋(温泉ピータン)
バス停を降りて烏來老街を散策中に今まで見たことのない皮蛋(ピータン)に遭遇しました。紹興酒蛋、冰溫泉蛋、茶葉蛋など有名な卵たちを抑えて、見た目一番のインパクトです!
茶色い卵たちは見飽きていたので、何よりもこの見た目の珍しさ惹かれて、さっそくどんな味がするか買ってみました。
だいたい数個いくらで値札が付けてあるのですが、1つからでも買うことができます。
コロッケみたいで可愛い。
外側をこそいで、殻を剥きます。すると中はこんな感じ。
黄身が綺麗な黄色です!今まで見た皮蛋(ピータン)は、だいたい黄身の部分も緑というか、黒っぽい感じですが、これは、めっちゃ黄色い。
肝心なお味はというと、普通の皮蛋(ピータン)に比べて濃厚で、黄身がトロッとしてて美味しかったです。
そして、2つ目の皮蛋(ピータン)は?
炸皮蛋(揚げピータン)
注文をしてから、その場で揚げてくれるので熱々です。炸皮蛋(揚げピータン)自体はここだけのものではないみたいですが、このように露店で売っているのは初めて見ました。
寒い日だったし、美味しそうだったので本日2回目の皮蛋(ピータン)!
実は、老街の散策を終え、去年復旧したトロッコに乗り滝を見に行き、ケーブルカーに乗り散々観光し終わった後に、やっぱりこの炸皮蛋(揚げピータン)が気になって戻ってきたのです。
くし形切りにされた皮蛋(ピータン)が衣をまといサクサクに!
たっぷりの鰹節とネギと香菜(パクチー)、それにタレがかかっています。こちらは、皮蛋(ピータン)嫌いの人でも食べられそうなくらい、皮蛋(ピータン)特有のにおいや味も控えめに感じました。
皮蛋(ピータン)好きには、ぜひぜひお勧めしたい炸皮蛋(揚げピータン)と溫泉皮蛋(温泉ピータン)でした。
もちろん、烏來老街には皮蛋(ピータン)以外にも美味しいグルメが沢山あります。
皮蛋(ピータン)以外のおすすめグルメ
泰雅婆婆美食店
まず、昼食に選んだのがこちらのお店。こちらのお店では原住民族の料理、烏來(ウーライ)ならではの料理を食べることができます。
私は、この瓶に入ったものに興味津々です。
山菜や川魚がいっぱい。山菜も、新鮮で綺麗です。
この、蝦と魚は烏來(ウーライ)の名産らしく大体どこの店でも置いてあります。
メニューはなんと日本語もありました。種類が本当に多いです。
そして、頼んだ料理がこちら。
上から、香蕉飯(甜)、下左、僅麼湎、下右、炸溪魚溪蝦併盤。
僅麼湎はお店の前に販売してあった瓶のものなのですが、食べたいとお願いすると調理してくれました。
食堂のおばちゃんに聞いたのですが、僅麼湎とは泰雅族伝統の保存食だそうです。葱や玉葱と一緒に炒めて食べるのが普通らしいのですが、今回単体で食べたのでちょっと、しょっぱかったです。
小米露を飲んでみましたが、さっぱりとして飲みやすかったです。
小米麻糬(アワ餅)
デザートにお餅を食べました。
種類が沢山あるので選ぶのが大変でしたが、今回は蜂蜜をチョイスしました。
甘くて、ふわふわで美味しかったです。
山猪肉片(イノシシのお肉)
山猪肉香腸(イノシシのソーセージ)が有名ですが、シンプルに塩コショウで炙ってサイコロ状に切ってくれるお店もあります。イノシシのお肉は弾力があってちょっと硬めです。
烏來(ウーライ)へのアクセス方法
行き:臺北車站(公園)→ 歡光大橋
まず、行きは台北駅近くのバス停からバスに乗っていきました。臺北車站(公園)、臺北車站(青島)と二つの停留所がありますが、今回は公園の方が便利だったのでそちらから乗車しました。
849番のバスが来たら手を挙げて乗り込みます。始発なので、ゆっくり座ることができました。
悠遊卡(交通カード)を使用しましたが、片道45元で歡光大橋まで実際の所要時間は1時間15分でした。
帰り:歡光大橋 → MRT新店站
帰りも行と同じように849番のバスが台北駅まで行きます。
しかしこのバス、とても便利でMRT新店站,新店區公所站,大坪林站,景美站,萬隆站,公館站,台電大樓站,古亭站,中正紀念堂站,臺大醫院站と緑線ほとんどに停車します。
ですので、行きは確実に座れるよう最初からバスで、帰りは849沿線上のMRTの駅で降りて、乗り換えるのもいいかもしれません。
ちなみに、MRT新店站までは15元、MRT公館站までは30元です。
私はMRT新店站で下車し、碧潭の夕日を見て、MRTで公館まで行き夜市を楽しんで帰りました。