出発の日を決めたら、留学に向けて航空券を買いますがやはりできるだけ安く購入したいですよね。前はビザの申請に往復航空券が必要な場合があり、1年OPENチケットを購入したり格安航空券の往復を買って復路だけ破棄をするという人もいましたが、最近は申請に航空券が必要なくなったり、LCCの参入で選択肢が増えました。やはりLCCが安いのではないかと思って、いろいろ調べてみたのでまとめてみます。
前提条件
1年滞在予定、ビザを事前に取得していることを前提にお話しします。ノービザで片道航空券だと入国拒否されたりトラブルになりかねないので注意が必要です。
機内食や座席指定などの有料付加サービスはつけないものとし、超過手荷物料金にスポットを当てて検証します。10年前の留学経験をもとに機内持ち込み手荷物は10kg以内、受託手荷物はキャリーケース1個約30kgくらいになるだろうと想定し計算していきます。
福岡発台北(桃園)行のLCC便
福岡-台北間の直行便LCCは現在のところタイガーエア台湾しかありません。2016年1月にタイガーエア台湾とVエアの就航を喜んだものの、Vエアは同年9月に残念ながら一度も乗れず撤退してしまいました。
もう一つの選択肢として、LCCの経由便(乗継便)を利用するという可能性についても考えてみました。
※ 2018年3月25日より福岡-台北間、バニラエアが新規就航しています。
タイガーエア台湾(直行便)
tigerlight、tigersmart(+2,800円)、tigerpro(+5,300円)の3タイプがあります。
荷物のサイズや個数の詳細は荷物選択の横のiマークをクリックすると参照できます。tigerlightを選択した場合、預け入れ手荷物30kgで+4,400円です。tigerlightの運賃価格帯を見ると約6,000~16,000円でした。
受託手荷物料金はトップページから、出発前のご準備→各種費用および手数料→手荷物で確認ができます。
チェジュ航空(経由便)
経由便はこの他に、ジェットスター、ジンエアなどありますが、今回はよく利用するチェジュ航空とエアプサンについて焦点をあててみました。
まず片道で検索したところ台北行は選択できなかったので問い合わせてみたところオンラインで片道は買えないとのこと。往復で買って復路を片道キャンセルする方法でシュミレーションしてみます。
特別運賃、割引運賃、通常運賃の3タイプがあります。キャンセル料金が一番安いのは通常運賃を選択した場合の1,000円です。
特別運賃の場合、個数超過料金7,200円+重量超過料金24-32kg7,200円=+14,400円
割引運賃の場合、15kg1PCまで無料なので、重量超過料金24-32kg+7,200円(どちらも24時間以内に乗り継ぐ連結の場合です)
割引料金の運賃は約11,000円~、荷物と復路キャンセル料で+8,200円必要になります。
エアプサン(経由便)
片道ではなく自由旅程を選択して検索します。
スーパーSMARTスペシャル(A)、SMARTスペシャル(L)、SMART レギュラー(S)の3タイプがあります。無料受託荷物はいずれも20kgまでです。
こちらもスルーバッゲージする場合を見てみます。20kgを超えると、1kgごとに7USD(788円、2017.9時点)追加されるので10kg追加になると+7,880円になります。
スーパーSMARTスペシャルの場合の運賃は、だいたい福岡-釜山間3,500円~、釜山-台北間10,000円~です。
まとめ
受託手荷物を30kgを1個に仮定した場合
タイガーエア台湾 | tigerlight | +4,400円 |
チェジュ航空 | 割引運賃 | +7,200円 |
エアプサン | スーパーSMARTスペシャル | +7,880円(くらい) |
超過料金がこれだけかかります。運賃自体はキャンペーンやセールだと安くなるし、タイミングや料金改定等によって変動するので何とも言えませんが、経由便の場合、時間がかかる上に思ったより受託手荷物の超過料金が高くなることがわかりました。
タイガーエアー台湾は2017年10月29日以降出発のフライトの場合の料金です。すべて2017年9月時点の情報ですのであくまで参考程度に。