りーほー、一泊二日で台東に遊びに行ってきました07-17(@0717_ying)です。
二日目の帰りの電車が19時台だったので丸一日、定番の観光地をまわろうと決めていました。交通の便がちょっと悪いかなと思っていたけど、バスを使うと意外に便利で行きたい観光地に行くことが出来ました。
1日ツアーとかに参加してもいいけど、バスなら好きな時に計画変更出来て自由でいいよ
というわけで、台湾好行バスを使って観光したコースを紹介してみたいと思います。
台湾好行バスを使う
今回お世話になったのがこちらの台湾好行バス。21人乗りのちょっと小さめのバスです。
好行バスには観光地をまわるいろんな路線があります。東部海岸線を利用することにしました。こじんまりしててちょっと可愛い。
チケット(一日券)
端から端の臺東轉運站(台東バスセンター)⇔三仙台遊憩區(三仙台エリア)を往復するだけでも404元かかるので、一日乗り放題の券を買いました。インターネットやコンビニで事前に買うこともできますが、当日バスセンターで出発前にも購入できます。ちなみに一日券は299元(約1,076円)なのでちょっとお得です。
(※ 2018年10月当時のレートで計算しています。1元=約3.6円)
東部海岸線のルート
チケットの裏にバスの路線が書いてあります。
引用元 台灣好行
東部海岸線の時刻表
こちらからダウンロードできます(ホームページは日本語もOK)。今回実際使ったバス停とバスの時刻を抜粋してみました。
行き
班次1 | 班次2 | 班次3 | 班次4 | 班次5 | 追加運行 | |
臺東轉運站 | 07:20 | 09:40 | 11:10 | 13:00 | 14:20 | 15:30 |
三仙台遊憩區 | 09:05 | 11:25 | 12:55 | 14:45 | 16:05 | 17:15 |
実際に乗ったバスがこちら。台東のバスセンターを9:40発に乗って、三仙台に移動。始発から終点まで約1時間45分です。
帰り
班次1 | 班次2 | 班次3 | 班次4 | 班次5 | 追加運行 | |
三仙台遊憩區 | 09:40 | 12:00 | 13:20 | 15:20 | 16:40 | 17:40 |
東河包子 | 10:09 | 12:29 | 13:49 | 15:49 | 17:09 | 18:09 |
加路蘭 | 10:37 | 12:57 | 14:17 | 16:17 | 17:37 | 18:37 |
小野柳 | 10:40 | 13:00 | 14:20 | 16:20 | 17:40 | 18:40 |
臺東轉運站 | 11:25 | 13:45 | 15:05 | 17:05 | 18:25 | 19:25 |
帰りに利用したバスはこちら。三仙台13:20発ー(約1時間)→加路蘭14:17着ー(徒歩で移動)→小野柳16:20発ー(約45分)→台東バスセンター17:05着。
東河包子は降りるか悩みましたが、時間的に次のバスまで2時間は待てないと思い諦めていたところ、優しい運転手さんがバスを停めて包子を買っている間待ってくれました。
これはラッキー
※ 抜粋は当時(2018年10月)の時刻表に基づいたものですので、最新の時刻表は公式ホームページにてご確認ください。
1日のモデルコース
それでは実際に回ったコースを詳しく見ていこうと思います。
三仙台遊憩區(三仙台エリア)
省道11号線111Kに位置し、沖合いには3つの大岩礁があります。八仙人が海を渡るとき、呂洞賓、何仙姑、李鉄拐の三仙人が岩の上で休んだという伝説があります。
元は火山岩からなる、一つの岬でした。海水の浸食を受けるうち、陸から分かれてしまい離島となったのです。島まではアーチ橋が架けられ、島一周遊歩道も整備され2時間ほどで一回りでき、海の浸食によって出来たさまざまな地形、珍しい動植物が観察できます。
引用元 Taiwan交通部観光局
三仙台と言えば、この八拱橋を思い浮かべる人が多いと思いますが、この橋見た目より実際渡ってみると遠いし、先の島まで行くとなかなか時間がかかります。
ここに来るまで、この橋がメインだと思っていたから、さらに島があるとは知らなかった
全くリサーチしていなかったので、時間配分ちょっと失敗しました。
橋や風景の写真を撮ってちょっと散歩するか、橋を渡り切るか、さらに島を一周するかで所要時間がかなり変わってきます。案内には島一周2時間が目安となっていました。
私が選んだのは島一周コース。
写真を撮ったりしながら、バスを降りて橋を渡り切るまで約30分かかりました。この時点ですでに12時。
合歡洞を通り、さらに燈搭(灯台)まで登ります。ここが道?!というようなところもあり、人に聞きながら進みました。想像より結構険しいので、歩きやすい靴と体力が必要です。
それでも子供連れや年配の方も結構いらっしゃいました。
灯台に着いたのは、12時45分。
バスの発車まで35分しかない
猛ダッシュで来た道を戻りましたが、間に合うものですね。無事にバスに乗り、次の目的地へ。
東河包子
の前にちょっと寄り道。朝ごはんはホテルで食べたのですがお腹が減っていたのでこちらで昼食を購入。
少し混んでいましたが、並んで数分で買えました。ちょっと匂いが気になりましたが、他のお客さんも食べていたので移動中のバスの中で温かいうちに食べちゃいました。
ふかふかでめっちゃ美味しかった!
加路蘭
加路蘭に到着。自然とアートが楽しめるスポットです。
トイレが広くてまあまあきれいなので、こちらでトイレ休憩と写真を撮りながらお散歩しました。
天気が良かったので、青空と海が映えてとても綺麗。
インスタでよく見るこれも発見。みんな記念撮影していました。
一通り遊んだら次のスポットへ。確認すると到着から次のバスまで2時間、これまた待てない。
よし歩いていこう
ということで、歩きました。お隣の小野柳まで平坦な道で約1.2キロ、徒歩15分です。
自転車やバイクとすれ違いましたが、よほど歩いている人がいないのか、みんなに頑張れー!と励まされました。
小野柳
思ったより全然歩ける距離で、無事に到着。
全部見ようと思うと結構広い
行きたいところだけピックアップして散策。
歩き回ると結構疲れるので、売店で飲み物を買って休憩しました。
お土産屋さんもあるので、時間が余っても、見て回ったりお店の方にお話を聞いたり、ゆっくり過ごせてよかったです。
臺東轉運站(台東バスセンター)
余裕をもって夕方5時くらいにバスセンターに戻ってきました。小野柳からのバスは結構混んでいて、座る席がなく、ずっと立ちでした。
帰りの電車が19時4分発。ここで、台東の鉄道駅まで行くバスを見てみると、18時半が最後。ホテルに預けておいた荷物を取りに行くと夕飯を食べる時間がないし結構ギリギリ。
だったので、一旦荷物を受け取り市内でご飯を食べてタクシーで鉄道駅まで直接行きました。
まとめ
実は今回、ほぼ行き当たりばったりで各バス停でバスの時間を見ながらどこによるか決めて移動しました。
それはそれで面白かったのですが、事前にどのバスに乗るか決めていればもっとスムーズに行けたのかなとも思ったり。
バスの本数が少ないしタクシーもほとんど通らないので、計画を立てておくとより安心
一本前のバスに乗れば、東河包子にもバスを利用して行けるし、富岡港口や阿美民俗中心にも行くことが出来たかもしれませんが、それはそれでまた次の楽しみが出来ました。
今回、私が実際まわったコースを紹介してみました。結構ゆっくりと観光できたかなと思います。旅行計画を立てる際、時間配分の参考としてでも、何かみなさんのお役に立てれば幸いです。どーしゃー。