帰国して3ヶ月、福岡でHSK(中国語検定)を受験してきたよ!その様子と出来をご報告

りーほー、台湾から帰国してほとんど中国語を使わなくなってしまった07-17(@0717_ying)です。

そこで日本に居る間に(まだ、どこかに行こうとしているのか)HSKなるものを受験してみようと思い先日福岡まで行ってきました。

07-17
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九州での会場は福岡の一択しかない

初めて受けてみたので、その様子をちょっと紹介してみたいと思います。

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HSK(中国語検定)とは

数ある中国語検定の中でも、HSKは中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)直属の機関である「孔子学院总部/国家汉办」が主催し、中国政府が認定する資格です。(主催団体は、中国政府教育部 孔子学院总部/国家汉办)
そのため、HSKの成績報告は、中国国内だけでなく、日本国内、そして世界中で公的証明として活用することができます。

引用元 中国語検定:世界で一番受けられているHSK【中国政府認定資格】

世界各地で受験でき、就職や転職、就学の際の成績証明に使えるみたいです。

ということで、webでサクッと申し込みしてみました。申し込みはこちらから。

>> 中国語検定:世界で一番受けられているHSK【中国政府認定資格】

受験地、日時を確認して申し込みをします。申し込みの際、級の指定も必要です。どの級を受けていいかわからない場合、無料のレベルチェックテストもあるのでやってみて参考にするとよいかもしれません。

受験前の準備

HSKには、筆記試験口頭試験がありますが、今回私は3月に実施された筆記試験の5級を受験してみました。

申し込みからしばらくすると、受験票が送られてきます。

3ヵ月以内に撮った顔写真(タテ4cm×ヨコ3cm)が必要なので準備しておくとよいでしょう。

当日に持参するもの

・受験票(顔写真付き)
・身分証明証(運転免許証やパスポート等)
・筆記用具(2B以上の鉛筆、消しゴム)
・時計

2Bの鉛筆がなかったので、前日に百均でロケット鉛筆を買っていきました。時計も、会場にない場合があるのでアラーム音のでないものを準備しておくと安心です。

受験会場へ行く

今回の福岡試験会場は、九州大学の大橋キャンパスでした。事前に行き方を調べておいて、天神から西鉄電車で行くことにしました。

HSK

遅刻は厳禁で、試験時間が始まると教室に入ることも、試験を受けることもできないので、時間の読めないバスより電車を選択しました。

07-17
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思ったより、結構時間に厳しい

HSK

大学の正門から入り、教室を目指します。

HSK

受験票にも地図があるので、あらかじめ見ておくと探しやすかったです。

HSK

看板を発見。ここまで来れば安心、受験会場はもう目の前です。

受験会場に入り教室をさがす

HSK

受験会場に着いたのは12:30。試験開始が13:30~、受付開始時刻が13:10~だったので結構早めに着いてしまいました。

受験会場前には、案の定中国語教室の勧誘の方が…しかし、しばらく中国語で雑談できたので試験前のいい練習になりました。

HSK

偶数級は午前中、奇数級は午後に分かれています。教室の番号を確認したら、さっそく行ってみることに。

HSK

分かりやすいように張り紙もありました。早く来すぎたと思っていたら、他にもちらほら人がいたのでビックリ。対策本を見ている人や、携帯を見ている人。

ちなみにこの本を持っている人が多かったように思います。公式本ですね。

HSK

私は、まず自分の席を確認してトイレに行きました。

福岡に来るついでに2泊したし、荷物も多かったので本も何も持ってきてなくて、待ち時間ちょっと手持ち無沙汰でした。

07-17
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今回5級の受験者は53人、思ったより少ない

受付をして教室に入る

HSK

廊下にも人が増え始め、予定より10分くらい早く受付が始まりました。

教室の入り口で、試験官の方のチェックが入ります。並んで、受験票と身分証明証を準備します。名前と写真の確認をしてもらってからやっと教室に入れます。

HSK

教室の中の雰囲気はこんな感じ。一度教室に入ってしまうと、またトイレに行ったり退出するときはその都度、試験官の方に声をかけて、受験票身分証明証を携帯して出なければなりません。

黒板には、聞き取り、読解、書写の時間配分が書いてあります。

試験にあたり、注意事項の説明があり、携帯電話の電源を切りカバンにしまいます。その際、近くの席の人に確認してもらいよう指示されますので、協力して確認しあいましょう。

試験を受ける

HSK

机の上には、受験票、身分証明証、筆記用具、時計、解答用紙とあらかじめ置いてある注意事項と広告のチラシ。解答用紙に必要事項を記入して、試験が始まるのを待ちます。

聞き取りテストの前に音量のチェックもあるので、問題がある場合はその時遠慮せずに言いましょう。

試験時間は合わせて約135分と受験票に書かれていましたが、黒板の指示では、聞き取り約30分、解答用紙記入予備時間5分、読解45分、書写40分となっていました。

5級の書写(作文)の問題は、単語を並び替えて文を作る問題と、与えられたいくつかの単語を使った作文、絵を見て話しを考える作文の3つでした。

途中退室、問題用紙の持ち帰りはできません。試験が終わっても勝手に動いたりせず、試験官の指示に従いましょう。

試験の感想

台湾留学から帰国して3ヶ月の間、ほとんど中国語に触れていなかったせいか、結構厳しかったです。一度も教科書、参考書等開かなかったし、書く読む話す、ほぼゼロ。わずかに、友達とのLINEで中国語を使うくらいで、何もしないまま挑みました。

台湾に行く前は簡体字で勉強していたので、見れば思い出すだろうくらいに思っていたけど、実際に見ると意外に見にくいし、慣れていないのでなかなか漢字を思い出せない。

07-17
07-17

甘かった、過去問をちょっと解いてみるべきだったと後悔

そして、聞き取れない。3ヶ月でだいぶ落ちたのを感じました(何もやっていないから当たり前)。

そしてそして、作文に関しては直前にどんな感じか調べていたので大丈夫と思っていたら6級の方と勘違いしていて全然対策できておらず(同じ内容かと思っていた、ばか)。

簡体字か繁体字か迷った挙句何を思ったか、簡体字で書き始めてしまって、結局見直したら簡体字と繁体字が半々ずつ。本当に何をやっているんだ。

※ 作文は簡体字、繁体字のどちらで書いてもいいが、どちらかに統一しなければなりません。

07-17
07-17

繁体字で勉強した人は、作文の時どちらで書くか事前に決めていたほうがいいかも

そんなこんなで、反省ばかりで終わった試験でした。

どんな感じの試験かなと思って受けてみたので、だいたいの流れと感覚は分かりましたが、安くもないので次また受ける機会があれば、過去問をといてちゃんとリベンジしたいと思います。

試験の結果

結果は約1ヶ月後に、インターネットで確認することが出来ます。

HSK公式サイトのトップ下の方Newsのところに成績照会についてと表示がでると、そのリンクから見ることが出来ます。今回の場合、2019年3月31日の試験で4月29日には確認することが出来ました。

2013年の試験より、5・6級の成績表に合否が記載されなくなったでの点数しかでません。以前の合否基準は6割以上。

07-17
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結果ギリギリ6割でした

ヤバすぎる、勉強しなければ。次は勉強して6級に挑戦しようかなと思います。

試験を受けてやる気が出たので、中国語に対するモチベーションが下がっている、勉強したいけど何から手を付けていいかわからないという人には、試験を受けてみるのも効果的な一つの手かなと思います。目標ができるってのもまたいいですよね。

よし、頑張るぞ!ここまで読んでくれてありがとうございました。どーしゃー。