やっと最終学期の中間テストと発表が終わりひと段落、久しぶりに晴れた台北、金曜の午後。土日は台風山竹が台湾にやってくるとの懸念もありましたが、なんとか南に進路がずれて青空さえ見える絶好の山歩き日和になったので、これは行くしかない!と思い、前から行きたかった金面山に行ってきました。
台北内湖金面山歩道とは
台北の文湖線MRT西湖駅からスタートして大体2時間半ほどで帰ってこれる山歩きスポットです。時間的には手軽な感じで登れそうなのですが、これがまたなかなかハードでした。
しかし何といっても、ゴールの剪刀石は人気の写真スポットで、たくさんの人が写真を撮るために訪れています。平日の午後にかかわらず、老若男女いろんな人とすれ違いました。
途中には採石場の遺跡があり、その昔その石は台北の城門にも使用されていたとか。
それでは、さっそく紹介していきたいと思います。
ルート1(登り)
こちらが登山口の入り口のなります。MRT西湖駅から徒歩15分です。
標識と地図があります。登っていくと、左手に水路と滝があります。
こちらがその滝、ちょっと水が少なかったです。そして、その先に分かれ道の標識があります。
表示方向は三方向で、論劍亭行と、竹月寺行と、環山路一段136巷です。
ここで、論劍亭行と、竹月寺行のどちらから登るか選択します。竹月寺行の方はお寺まで行かず、もっと手前から左に入り登っていくようになっています。
とりあえず、今回は論劍亭行の方を登りのルートに選択しました。
ちなみに、環山路一段136巷は登山口のことなので、帰りはここを目指します。
登り始めは、こんな感じで不揃いな石畳の階段が続きます。
段差が揃っていないので結構足にきます。
途中には数ヵ所休憩所があり、綺麗な景色が見れます。ちょっと曇っているけど101もちゃんと見えますよ。
階段を過ぎると、ほとんど道ではなく岩場が続きます。木がなく、直射日光が当たるので暑かったです。水分補給と日焼け対策を忘れずに!
さらには、岩がちょっと砂っぽいやつで表面がざらざらしてて滑ります。ところどころ手をついて進む部分もありました。私はここが一番ツラかった。
そして、先に見えるはロープゾーン!ここまで来ればもうひと頑張り!
ついに剪刀石の標識が見えました。
左手に論劍亭があります。2階建てになっていてますが、周りに木が生い茂っていて景色はあまりよくありません。
ちなみにトイレもありませんでした。では、さっそく剪刀石へ。
剪刀石山
ここが入り口付近、何とも危険な感じ。無理はせず足元に細心の注意を払い進みましょう。
いつもはたくさんの人で賑わっているらしい剪刀石周辺。今日は台風の影響か誰もいませんでした。
景色はこんな感じ、松山空港も近いので飛行機が飛び立つところも見れます。
この日は夕立が降ったので虹がかかっていました。
一番先にあるのがこの剪刀石!前に大きくせり出しています。
この先に腰かけている人の写真をたくさん見たのですが、今日は台風で強風のためこれが限界。安全第一です。
また、雨が降り出す前に下山することに。
ルート2(下り)
下りのルートは、同じスタート地点に戻る以外、故宮方面へ下りるルートもあるようでした。
今回は、もとの登山口に戻ります。まずは途中までもと来た道を行きます。
そして、行きと違うルート、途中で左に曲がり、竹月寺行方面へ下りました。上から見るとすごい勾配。
大岩壁と言われる、こんな感じの一枚岩が続きます。滑りやすいかと思いきや、人工的なのか自然にそうなったのか分かりませんが、歩きやすいように窪みが階段状になっています。
しかし、登山用の靴ではなく普通のスニーカーだったので足が痛くなり、途中から昇降訓練さながら後ろ向きでロープロ伝って下りました。
ロープゾーンを過ぎると、登りのルートと違って整備されて整った階段になっています。
そして、最後はお寺とは逆の左の方に行くと、最初の岐路にたどり着き無事帰ってきました。
往復して帰ってくると、すでに水筒の水はなくなっていたので、水果茶で水分補給。
MRT西湖駅の周りにはドリンクスタンド、Mr.Wish、CoCo、Comebuyが並んでいました。
行き方とその他の情報
登山口までの行き方はMRT西湖駅1番出口を出て後ろの方向へ、西湖小中学校沿いに歩いていきます。地図はこちら。
皆さんも是非登って、素敵な写真を撮ってみてくださいね!
住所:台北市内湖区環山路一段136巷
海抜:258m
所要時間:約2時間半~3時間