台湾と言えば、ランタンの打ち上げで有名な十分。十分に行けば、いつでも気軽に願い事を書いたランタンを打ち上げることができます。今回は、その十分で開催される平溪天燈節(スカイランタンフェスティバル)に行ってきました。実は、人混みが苦手な私。前に一度、1月1日お正月に行った時もすごい人で、もう行きたくないと思っていたのですが、台湾に住んでいるからには一度は見ないと!と思い、勇気を出して行ってみることに。そのときの様子について書いてみようと思います。
平溪天燈節スカイランタンフェスティバルの日程について
平溪天燈節スカイランタンフェスティバルは年に2回開催されます。
元宵節:旧暦の1月15日(2018年は3月2日)
中秋節:旧暦の8月15日(2018年は9月24日)
打ち上げ回数は、18:00~20:30の間に9回となっています。
2020年は2月1日と8日に開催されるみたい
詳しい日程やイベントは下記の公式ホームページを参照ください。日本語も対応しています。
会場までの行き方と時間
今回は木柵動物園から、十分までイベント用のシャトルバスを使用したのでその様子を紹介したいと思います。
まずMRT動物園駅の1番出口をでて、道沿いに真っすぐ動物園方向に進みます。
MRT動物園駅までは、台北駅から青線のMRT忠孝復興駅で乗り換えるか、赤線のMRT大安駅で茶色線に乗り換えて大体30分くらいです。
歩いていると、シャトルバスの案内があります。ちなみにシャトルバスの中国語は接駁車(Jiē bó chē)です。9:00から運行しています。
MRT動物園駅に15:45くらいに到着し、2,3分歩いたところがこんな感じです。
ちょうど動物園の正面ゲート前あたりが最後尾(排隊末端)でした。
ちなみにここは一番上の木柵動物園という乗り場になるので片道の運賃は50元になります。
左:立位(座席なし)右:座位(座席あり)に並ぶ列が分かれています。
私たちがここに着いたのはすでに15:50で、座位の列に並ぶとバスに乗るまで30分以上はかかるといわれ、迷わず立位の方に行きました。
料金はバスに乗る前に支払います。悠遊卡がある場合、こちらにかざしてピッ。
現金の場合は隣の箱に入れます。
係り員の方の誘導に従いバスに乗り込みます。
しかし、この時すでに立位の方は誰も並んでなくすぐに乗れました。MRT動物園駅をでて5分でバスに乗り込みました。もっと時間がかかると思いあっけにとられていると、なんと!!席もあるではありませんか!!
実は座位の方、団体のお客さんが結構いて、その人数の席がないと見送ってしまうんです。なので数席が空席のまま出発。
運良く、立っているお客さんもいなくて席も空いていたので座っていくことができました。
下りるバス停は心配なく。みんなが降りる所で一緒に降りれば大丈夫です。
会場に着いてからの移動
バスを降りると地図があります、この時、だいたい16:50。十分までちょうど1時間で到着しました。
降りたところはこんな感じで、会場に向かうには右側の坂を上ります。
イベント当日にも、線路の方では一般の観光客の方がランタン飛ばしを楽しんでいます。イベント中に飛ばすランタンと違って、こちらはいつでも体験することができます。
線路沿いを通り抜けて老街の中を通って行きます。この時点で17:00、すでに老街も人がいっぱいですね。お腹がすいたら屋台もたくさん出ていますので、適当に買って食べることができます。
老街を抜けて公道を進んでいくとこんな感じのゲートがあって、右が入り口、左が出口になってました。
入場方向とトイレの看板が見えたらすぐそこです。川(十分観光大橋)を渡ってちょっと行ったところで右側が会場、左側にトイレがある十分遊客中心があります。
買い食いしたりして、ここに着いたのが大体バスを降りて35分後の17:25でした。
イベント会場の様子と打ち上げの瞬間
会場に着くとすでにこんな感じの人、人、人!!!!!
左側にステージがあり、正面にメインのでっかいランタンが見えます。ここまで来るともう詰まってて前には行けません。この状態で30分ほど待つことに。
後ろを向くとこんな感じ、打ち上げ5分前の17:55です。30分で後ろにも身動き取れなくなりました。しかし、緊急でここから出たい場合は通路が確保されているので心配無用です。警察、警備の方がいらっしゃいますので、出たいときは声をかければ誘導してくれます。
第1回目の打ち上げ、18:00ちょうどにカウントダウンとともに打ち上げられました。
この時点では、空がまだそれほど暗くなっていません。動画で撮ったものを画像にしたので画質が荒いですが、実際はとても綺麗です。そして、すごいカメラの数..。
そして第2回目の打ち上げは18:25。同じ場所でそのまま待機してみました。
周りも暗くなっていい感じです。
とりあえず、人が多いのと座れないのと暑いのとで、2回目の打ち上げを見て満足したこともあり帰ることに。帰りの道を歩きながら、打ち上げの様子を見ることもできました。
MRT動物園駅まで帰りのバスの乗り方
公道の方に元来た道を歩いて戻ります。シャトルバス乗り場と十分駅に行く方向の標識が出ていますので、分かれ道で左のシャトルバス乗り場の方向へ。
こちらも来た時と同じで站位と座位に分かれています。列に並び始めたのが18:45。
今度は時間を気にしなくていいので、座位の方に並んでみました。
排隊時間15分鐘の文字が。並ぶ時間15分の意味です。実際は19:05のだいたい20分後には乗れました。
列はこんな感じで、みんな座位の方です。
乗り場に到着。十分寮橋のバス停あたりです。
帰りのバスに乗り込みます。帰りのバスは無料なのでお金を支払う必要はありません。立っている人がいないので、込み合っているわけでもなくとても快適。シャトルバスならではの、行先電光掲示板も可愛いですよね。
十分から動物園まで帰りは50分で着きました。時刻は19:55です。
ただいま!!
木柵動物園までの最終シャトルバス発車は深夜の12時ですのでご注意を。
2020年は夜11時が最終になっているみたいだよ、乗り遅れないようにね!
いかがでしたか?私は行きも帰りも、もっとぎゅうぎゅうなバスで苦しい思いをするのではないかと思っていたけど、意外に快適でした。そして初めて見たスカイランタン打ち上げにも感動。機会があれば、ぜひ皆さんも一度見に行ってみてくださいね。