日本から台湾へ荷物を送る方法、早くて安全なEMSで生活必需品を送る手配を済ませて受け取るまで

出発前の5日をきったくらいから、郵送する荷物の準備をしました。今回、まだ住む部屋が決まっていなかったため、決定した後、友達に送ってもらうよう手配しておきました。レガシーキャリア利用だったので、直接持って行き桃園空港から送るのが安いと思ったのですが、部屋が決まるまでゲストハウスにいる必要があるため、手持ちの荷物はなるべく少なくしなくてはならないという問題があり、この方法を選択することにしました。

台湾へ荷物を送るには、EMS(国際スピード郵便)、航空便、船便の3種類があります。私の場合、普段友達に荷物や手紙を送るときは、航空便を使っていますが、今回はこれからすぐに必要なものを送るので少しは高くなってしまいますが、その分早く受け取ることのできるEMSを選択しました。利用するにあたりいろいろ調べてみたので、よろしければ参考にしてください。

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EMS(国際スピード郵便)とは?

EMSは世界120以上の国や地域に30kgまでの書類やお荷物を安心、簡単、便利に送れる国際郵便で最速のサービスです。

引用元 EMS(国際スピード郵便)-日本郵便

国や地域によって取り扱い地域が制限されている場合がありますが、台湾は全域で利用できます。

九州から台湾へ荷物を送る場合

所要日数2日
大きさ1.5m以内(最大の長さ)3m以内(長さ+横周)
損害賠償2万円まで無料、それ以上は2万円ごとに50円の追加料金が必要(最高200万円まで)

航空便でも保険を付けることができるのですが、規模の小さな町の郵便局では取り扱いがない場合もあります。実際私の住む地域がそうでした。しかし、EMSなら追加補償も受付ができるとのことでした。

荷物を包装してEMSラベルを記入する

海外へ荷物を送る際には、郵便物の内容、個数、価格等具体的に記入する必要があります。EMSラベルにはこの税関通知書がもともと同封されています。荷物の包装が済んだら、EMSラベルを記入しましょう。

内容品の欄が足りない場合は、税関告知書補助用紙に記入して一緒に提出します。その際、ラベルには「See the attached document」(別紙参照)と記入します。

国際郵便には送れないものがあります。国によっても違うので電話で確認するとよいでしょう。薬類とアルコール成分を含むものは、荷物に入れないほうがよいとのことでした。友達に送ってもらうことにしているので、少しでも迷惑がかからないよう税関で引き返しとならないよう郵送用のに荷物から外しました。ちなみに、航空便で荷物が税関などで引き返しになると送った人に送料が請求されますが、EMSの場合は無料です。アルコール成分の入っていないものは大丈夫なので、化粧水などは(non-alcohol)(alcohol free)と内容品の横に記入しましょう。

台湾への禁制品はこちらです。

郵便局のサイトで国際郵便マイページサービスに登録して、EMSラベル印字ネット受付サービスを利用すれば、宛名を印字したラベルを事前に送ってくれます。よく利用する人には便利なサービスですね。しかし、ラベルが届くまでおよそ5営業日ほどかかるとのことなので、今回は事前に郵便局でもらってきたラベルに手書きで記入することにしました。

郵便局に荷物を持っていく

窓口に持っていくと重さを計って、料金を調べてくれます。損害賠償の保険を追加する場合は、ここで言いましょう。

ラベルの書けるところを埋め、事前に料金を調べて、友達に頼みました。

台湾での荷物の受け取りにも、少し不安があったので、翌日の指定された時間までに配達されるタイムサーテンというサービスを利用したかったのですが、東京または大阪の一部の郵便局でしか利用できないみたいです。

配達状況の確認をする

EMS配達状況の確認からお問い合わせ番号を入力すると追跡できます。荷物がどのあたりにあるか確認できて安心できます。

実際に、このような流れで表示されます。

EMS

船便を利用したこともあるのですが、時間がかかる(2~3週間程度)ので、すぐに必要なものはEMSか航空便の利用おすすめします。エコノミー航空(SAL)便は現時点での取り扱いがありません。

実際に送ってみて

準備の段階で一番困ったことは、荷物を入れる段ボールを探すことです。大きさはもちろん、頑丈な箱が必要です。私は、ミシンの入っていた箱が家にたまたまあったのでそれを使いました。ある程度の重量に耐えれる箱なので少し重くなりますが、壊れたり、底が抜ける心配をするよりマシです。ガムテープで梱包した後、さらにビニールテープで巻いて補強しました。

あと、衣類などかさばるものは100均にある、衣類圧縮袋が便利です。手で押すだけで、簡単に圧縮できて容量を減らすことができます。

荷物の受け取り

送って3日で届きました。お昼に何やら郵便局の方から電話がかかってきて「荷物の配達に来たから下の階まで取りに来て」とのこと。

まだ学校にいたので、再配達を頼もうとしたけど私のまだまだな中国語では伝わらず。郵便局に取りに行くのはあまりに重すぎるので、結局、台湾の友達に折り返しで電話してもらいました。夜の8時以降にまた配達してくれるとのこと。家で待っていると、呼び鈴と電話がなったのですぐに受け取りに行きました。

ちょっと早めの7時半に無事受け取り完了。かなり綺麗な状態で、しかも地元の郵便局でさらにガムテープを巻いてくれたのか、段ボールの商品名を隠してくれていました。

EMS

とにかく無事に受け取れてよかったです。そして、部屋が二階でよかった。

配達に来てくれた郵便局の方が、あまりに重そうなので心配そうに何度か声をかけてくれましたが、一人で部屋まで持って行くことができました。