台湾留学に海外旅行保険の加入は必要かどうか考えてみる

海外旅行の際、長くてもだいたい一週間以内なので海外旅行保険には申し込まず、クレジットカード付帯の保険だけで済ませることが多いのですが、留学するのあたり留学用の海外旅行保険に加入するかどうか悩みました。理由の一番は金銭面で、年々値上がりしていて、どこも結構高いなと感じてしまいます。

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クレジットカード付帯の保険だけで大丈夫?

私は年会費無料の楽天カードを使っていて、航空券を買う際はこのカードで決済するようにしています。クレジットカード付帯の海外旅行保険には自動付帯と利用付帯があり、楽天カードは後者で、ただ持っているだけでは適用されません。出国前に楽天カードで空港までの交通費か、航空券やツアー等の代金を支払っていなければなりません。

補償内容と保険金額

 傷害死亡・後遺障害 2,000万円
 傷害治療費用 200万円
 疾病治療費用 200万円
 賠償責任(免責なし) 2,000万円
 救援者費用 200万円
 携行品損害(免責金額3,000円) 20万円

年会費無料なのに、充実の補償です。旅行の時は本当に重宝しています。しかし、残念ながら日本出国から3ヵ月までしか付帯されません。一時帰国や、クレジットカードを保険のためだけに複数枚持つことは考えていなかったので、やはり1年間カバーできる保険が必要です。長期滞在となると補償内容にも不安が残ります。

万が一の事故や病気、実際どれくらいお金が必要か

実は、台湾の医療費は安い方で、風邪程度で病院にかかるくらいなら無保険でもそんなにかからないと聞きました。それに居留証ができれば全民健康保険にも加入できるし、その辺はあまり心配していないのですが、やはり一番心配なのは何かあった時の入院手術費と医療搬送費用です。

台湾【635万円】
バスルームで頭痛を訴え救急車で搬送。クモ膜下出血と診断され8日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。

台湾【456万円】
ベランダから落下、胸椎・腰椎他骨折、脊髄損傷と診断され214日間入院・手術。看護師が付き添い医療搬送。

引用元 海外旅行保険たびほ 海外の事故実例

海外旅行保険の加入が必要と考える理由

私が考える一番の理由は、何かあった際、家族に迷惑をかけたくないということです。

去年、突然友達からクラウドファンドで募金を呼びかける連絡が来たことがあります。留学時代の友達がくも膜下出血で倒れたとの連絡があり、意識がなく、海外での医療費やチャーター機の費用が必要で家族は日本に連れてくることを希望しているとのことでした。直接の友達ではなかったけれど、共通の知り合いが何人かいて、まさか自分の身近な人にこんなことが起こるなんて思いもしませんでした。残念なことに彼女は海外保険に入っていませんでした。

本人は意思表示ができない状態で、高額な医療費や医療搬送費の問題、いろいろな決断を突然迫られた家族のことを考えると、とても大変だったと思います。

実際に申し込んだ保険

海外旅行保険

>> t@bihoたびほ

ジェイアイ傷害火災のネット専用保険、たびほに加入することに決めました。

(台湾、1年間、33~49歳、保険料節約プランの場合、2017年10月現在)

傷害死亡1,000万円
傷害後遺障害1,000万円
疾病死亡1,000万円
治療・救援費用3,000万円
賠償責任長期(自己負担額なし)1億円
生活用動産長期用(自己負担額なし)100万円
手荷物遅延費用(実損払型)10万円
航空機遅延費用(実損払型)2万円
弁護士費用100万円
テロ等対応費用1万円

保険料は128,570円でした。過去3年以内に契約したことがあり、契約期間が満了していればリピーター割引が適応され3%が割引されます。

選んだ理由

・保険料の安さの割に補償内容がよい

・インターネットで簡単に申し込みができる

・延長の手続きが簡単にできる

・携帯アプリが便利

・リピーター割引がある

 

まとめ

もちろん何もなかった場合のことを考えるともったいない気もしますが、万が一に備えることでより安心して留学生活を送ることができると思います。韓国留学の際も海外保険に加入していったのですが、階段で転んで腰と首をうち一回だけ病院に行きました。起き上がれないくらい痛かったのですが、湿布の処方だけですみ、後から考えるとこれだけのために何万円ものお金を払ったのかともったいない気持ちもしました。でも、その時は骨に異常がないかとかいろいろ不安になったのですが、保険のおかげですぐに診察を受けることができ安心したのを覚えています。日本ですでに加入している生命保険の補償等が海外でも適応されたりするので、そのへんも考慮して自分にあった保険を選んでみてはいかがでしょうか。