30代後半でも台湾で仕事のチャンスがある?現地採用が決まった経緯と台湾就職活動の話

りーほー、半年ほど無職だった07-17(@0717_ying)です。

台湾留学が終わり就職活動に失敗し帰国したあと、仕事をする気になれず毎日図書館に行って本を読んだり、ハンドメイドを楽しんだり好きなことばかりして過ごしていました。

しかし3ヶ月を過ぎたころからちょっと焦りだし、求人をチェックするようになり、この度ようやく仕事が決まりました。

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求職活動中に考えていたこととその時の心情

人生の中で一番これでもかってくらい、いろいろなことを考えました。今後のキャリア形成、今時点の自分にできること、どんな仕事をしてどんな技術を身につけたいのか、就職以外にも結婚や家族の将来のこと…..。いっぱい考えるべきことがあるのに毎日毎日、何の答えも出ないまま悶々としていました。

考えれば考えるほど、何がしたいのか、どこに生活の拠点を置きたいのか、結婚したいのか仕事したいのか、何もかもが分からなくなってしまいました。

両親は私に直接口にはしないけど、日本に居て安定してくれることを望んでいることが分かっているし(実際は、好きにしろと言われているけど)、私自身、この歳でまだこんなにフラフラしてていいのだろうかという葛藤はありました。

07-17
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そんなこんなで頭の中は複雑

やりたいことや、できることをノートに書き出したりもしました。苦笑

台湾求人のチェックを始める

帰国から3ヶ月を過ぎたころから、日本と台湾の両方の求人をインターネットで検索するようになりました。

104人力銀行

以前、登録していたのでオファーが来るとチェックしていました。オファーは多いのですが自分の経歴と全く関係がなかったり、ビザのサポートがなかったり、給料が低かったり、結局いつも見るだけでスルー。

パソナ台湾

登録をすると聞き取りの電話があり親身になって話は聞いてくれましたが、実際は3ヶ月間一度も仕事の紹介はありませんでした。担当の方は人材が不足しているけど、条件が合う人がいないとおっしゃっていました。中国語ビジネスレベルで営業や通訳できる即戦力になる人を求めている会社が多いそうです。ちなみに、台湾で就職したい人は右肩上がりに増えていて登録者数は3倍以上もなっているとのことでした。

07-17
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そんなこんなで全然進まない

しかし、ここで分かったことは、私は中国語を仕事にしたいんではなくて(というかそんな実力もないし、自信もない)、今までの経歴から更にスキルアップまたは、新しい技術を身に着けられる仕事、プラス中国語が上達すればいいなということでした。

気になる求人を発見する

カモメアジア転職

ここの求人はなんとなくハードルが高い気がして、見るだけにしていましたが、ある日ちょっと興味がある求人が出ていて、とりあえず登録だけしました。

そのあと、気分転換に韓国人の友達を訪ねて上海へ遊びに行ったのですが、彼女は福岡に住んでいた時の友達で、同時期に仕事を辞めて、私は台湾へ、彼女は上海へ留学しました。彼女はそのまま上海で就職。人生の迷子だった私は彼女に相談して、気になる求人に応募してみることにしました。

上海から帰ってきてすぐ求人に応募、その日の夕方に返事がきました。

台湾就職

メールで連絡が来て、応募した日から約2週間後に面接の日が決まりました。

1次面接はスカイプ面接

スカイプで2対1の面接。自己紹介から始まり質疑応答、約20分で終了しました。前の会社みたいに、結婚出産の予定や親のことなど私的な質問は一切なく、今までどんな仕事をしてきたか、これから何がしたいか、どうして応募したかとか、そんな感じだったかと思います。話した感じは、とてもいい印象を受けました。

その5日後に2次面接の連絡が来ました。

2次面接は台湾で筆記試験と最終面接

2次面接の連絡から2週間後に台湾へ直接面接に行くことが決まりました。

往復の航空券、宿泊費、空港からホテルまでの送迎は会社が全て準備してくれました。筆記試験は事前に勉強していたのに、全然解けず。涙涙

1時間試験のあと、1時間面接がありました。

面接の結果を受ける

2次面接から5日後、連絡が来ました。試験が全然ダメだったので半ば諦め気味で、気持ちを切り替えて、久しぶりの台湾を楽しんでいたところ…

07-17
07-17

合格!そんなこんなで仕事決まったー!!

採用の連絡でした。応募してから約1ヶ月と1週間、あっという間に進んで行った気がします。興味がある求人が見つかってラッキーだったのですが、何がしたいか分からなくなっていた時期、「自分にはできなさそう、自分には無理だ」という思いが一番の足かせになっていた気がします。ただシンプルにこの仕事をやってみたい、この業界を知りたいと思うようになって思い切りがつきました。

未経験の業界、38歳でも何とか台湾で就職できたというお話でした。正直、不安も大きいのですが、決まったからには頑張ります。ここまで読んでくれてありがとうございました。どーしゃー。

ちなみに、前回お断りした会社に比べて、条件や待遇、お給料面に関しても100倍(100倍ではないが自分の感覚上)いいし、不安感もありません。本当に妥協しなくて良かった。