台湾に来るとき、とりあえず語学センターで中国語を勉強するのは1年間と決めていたので、今回の4学期目が私にとって最後の学期になりました。
本当にあっという間の1年!振り返れば、楽しいことばかりの1年だった
これから、留学しようと思っているみなさんに、少しでも中国文化大学華語中心について多くの情報を提供できたらと思います。では、行ってみましょう!
1日2時間の基本クラス
教科書とその他の教材について
今回のクラスは中級二、実用視聴華語四の教科書の前半部分(1~7課)になります。前回と同じく、教科書が分厚いので1階で半分にしてもらったものを使っていました。
こちらは古いバージョンで、これの改定版です。
事務室で買うと870元(約3,200円)、私は必要なくなった方から安くで譲っていただきました。ちなみに、これとセットのワークブックは210元(約770円)。
これにプラス、TOCFL用のミニブック30元(約110円)と選択クラスの教科書になります。
(※ 2018年8月現在のレートで計算しています。1元=約3.6円)
教室の様子
今回は前学期より、ちょっと広めの教室です。最初の学期と違って教室の変更はなく、毎日同じ教室で授業を受けれました。私の場合、選択クラスも同じ教室たっだので移動がなくて楽チン。
教室の外には、こんな感じで自由に座れるスペースもあり休み時間に休憩したり、ご飯を食べたりもできます。
クラスの人員構成
学期が始まる前に学校のホームページで、自分のクラスを確認できるのですが、今回はなぜが表示されていませんでした。
なので、当日の朝に確認。4階事務室横の掲示板にクラスの名簿と教室が張り出されます。
当初の予定では、
韓国2人、日本3人、ベトナム5人、タイ2人の計12人。
しかし1ヵ月が過ぎると実際のクラスメートは、
韓国1人、日本1人、ベトナム2人、タイ2人の計6人でした。
なぜかというと、クラスが合わないと思って変更した人や、短期のコースで来ている人、または学校を途中で変わった人がいるのでこれだけの変動がありました。
最終的には少人数、女子だけのクラスで和気あいあいと楽しかったです。4学期ともなるとほとんどみんな顔なじみになるので、授業で緊張することもありません。
授業の様子
今回の先生は、1課につき単語テストが2回、単語と文の書き取りと、2課が終わる毎に期末試験さながらの小テストを実施するというスタイル。
重要な単語は、説明の時間をたっぷりとり、一人ずつ例文を作って言わせていく、文法も一人ずつ文を作って話さなければなりません。先生の問いかけに、習った文法と単語を入れてなるべく長く言う練習が多かったです。最初は苦痛でしたが、だいぶ鍛えられました。
上記の写真は練習の一部で、その課で習った単語を10個と文法を4つ必ず使ってストーリーを作るというもの。
中間試験は、前学期と同じく基本的にプレゼンテーション。今回は自分以外の外国人に2人意見を聞いて取り入れるという条件付きでした。
こんな感じの発表は、中間試験を含み3回。正直毎回パワーポイントを作るのが面倒でした。
宿題の量は?
少なくはなかったですが、多すぎということでもなく、その日に習ったことを復習するプリントでためになったと思います。予定のない日は、クラスメイトとカフェで宿題をすることが多かったです。
ワークブックではなく、毎回特製のプリントを準備してくれてたんだよね
おかげでワークブックは買う必要がなかったです。
選択クラス(文法)
今学期、開講された選択クラスは、文法と口語のクラスのみ。
教科書はこちら。私は前学期文法のクラスを選択して、とてもよかったので引き続き同じクラスを選択。基本クラスと同じ先生です。基本クラスの前の1時間で、大体10人くらいでした。
教科書に沿って文型を学んでいきます。練習問題を解いて、後は先生の質問に答えたり、クラスメイト同士練習したりするといったスタイルです。
試験は、中間試験と期末試験の2回。とにかく書くのが多いです。
そして宿題もまあまあ多い。その日に習った文法を使って文を作るプリントが毎回出ます。しかし、この先生チェックも早いので朝出せば、その日のうちに毎回返してくれました。
文法をしっかり復習できるので、このクラスを選択してよかったです。
授業以外の活動と情報
中秋節のイベント
旧暦の8月15日は、中秋節なのでそれにちなんだイベントが校内で開かれました。
授業の合間に30分ほど、先生とクラスメイトと動画を見たりゲームをしたりします。
柚子(文旦)や月餅もありました。
地下にあるロッカーが便利
地下4階の図書館の両出入口にロッカーがあります。
授業の後に用事があるのに、教科書や荷物が重い。けど家に帰る時間がない。という時にとても便利です。
使いたいロッカーの番号を選択します。
学生証(uPassカード)をピッとかざして使用できます。
日をまたいでは使用できないので当日の10時までには荷物を取りに来なければなりません。
料金は、1時間5点(UDollar)です。
※UDollarの説明はこちらの記事内にあります。
図書館内にカフェテリアがある
最近新しくオープンしました。
飲み物から食事まで結構メニューが豊富です。ここでタピオカミルクティーを買って、図書館で勉強することもできますよ。
TOCFL試験についてのお得な情報
中国文化大学華語中心では、TOCFL(華語文能力測驗)を受ける際に、申し込み費用や次回授業料の割引、試験に伴う無料(有料もあり)の対策講座があります。
さらに、先生おススメの参考書はこちら。私も買いました。
学校の活動以外のこと
台湾で中秋節を過ごす
友達の家のバーベキューに参加させてもらいました。友達家族によくしてもらい、友達の輪も広がりとても楽しかったです。台湾で中秋節と言えば焼肉!!台湾らしい中秋節を体験させてくれた友達に感謝。
友達の田舎のおじいちゃん家で焼肉。三連休も今日で終わり! pic.twitter.com/ONyiSLAsQT
— 07-17 (@0717_ying) 2018年9月24日
言語交換について
最終的には、インターネットで知り合った女の子1人と、友達に紹介してもらった男性1人、あと、週1回開かれる台韓交流会にほぼ11ヶ月通いました。
そこでも、たくさんの台湾人の友達ができプライベートでも遊んだり旅行したり、いい交友関係が続いています。
さいごに
4学期目、学校ではとにかく話すことと書くことが多かったように思います。
私は、発表がとにかく苦手で嫌だったなぁ
といっても、話さないことには語学の学習は進まない。この点において今回の先生は結構スパルタでした。
特に、日本人は自分の意見を言うのが苦手な気がします。少なくとも私は得意ではありません。語学以前にそういう部分でもだいぶ進歩したなぁと思います。
1年間、語学学校に通ってみて、他の学校の友達にも話を聞いてみて、結局学校より先生が重要だということが分かりました。先生のスキルにだいぶばらつきがあると思います。とにかくいい先生に当たるようにする。それに尽きます。しばらく学校に通うと、友達からいろんな情報が入ってきます。クラス変更の機会もあるので事前に先生の評判を聞いておくといいかもしれません。通る通らないに限らず、事務室に希望を出すことも可能らしいので、どんどんみんな言いに行ってましたよ。
中国語の方は、耳が慣れてきたのか聞き取りは少し進歩した実感はあります。話すことについては、つまりながらもなんとか最低限、自分の言いたいことは伝えられるようになったというレベル。読み書きは現状維持といった感じです。1年前に想像した自分より全然話せてない。まだまだまだ、道は遠いようです。
ここまで、読んでくれてありがとうございました。どーしゃー。