りーほー、新竹に住んでいる間に必ず一度は行ってみたいと兼ねてより思っていた司馬庫斯についに行くことができた07-17(@0717_ying)です。部落への入山は時間に規制があるので注意が必要です。
同僚に山岳ガイドをしている原住民の上司がいて、タイムスケジュールを事前にアドバイスしてもらった
日帰りだと大体こうなるらしい、のでルートは教えてもらった通り、1泊プランに変更して行くことにしました。レンタカーを借りて行きます。
まずは宇老觀景台を目指して出発
新竹市内で朝マックを食べ、出発します!9時半に出発して宇老觀景台に到着したのは11時15分でした。
內灣を通り過ぎ、尖石鄉に入ります。內灣を過ぎたあたりから、ぐねぐね車線幅狭目の山道が続きます。
前回来たときは車酔いで長く感じてツラかったけど、今回は道を知ってる分意外と近く感じたよ
景観台からの山々の眺めはとても綺麗です。山の空気を吸って、日頃のストレスを忘れる瞬間、最高。
トイレ休憩はここ
写真に写ってる、カフェレストランのトイレを借りることができます。階段を下りてボックスに10元入れて使用できる仕組みです。
トイレ休憩ありがたい、前回は鍵の閉まらない&水も自分で汲んで流さないといけない仮設トイレしかなかったので、助かった
秀崗部落に立ち寄り、散歩
秀崗に到着したのは12時15分、宇老から約1時間の道のりです。
小さな部落だけど、温泉もあるみたい
駐車場があって100元で駐車できます。
秀崗軍艦岩吊橋を探索
駐車場から吊り橋までは歩いてすぐ。駐車場近くにもう一つ、別の吊り橋がありましたが施工中で封鎖されていました。
吊り橋からは息を呑むほどに綺麗な水流と渓谷、迫力のある一枚岩を望むことができます。
写真では伝わらないから、ぜひ実際に見てほしい景色
コーヒー休憩にちょっと変わったコーヒーを
最近日本でもちょっと注目を集めた「馬告」のコーヒーが売られていました。
馬告とは原住民のスパイスで山胡椒、泰雅族の言葉で「馬告(マーガオ)」と言うらしい、レモングラスの香りにピリッを辛さのあるスパイスとよく例えられているよ
馬告コーヒーの味は?と言うと、お世辞にも美味しいとは言えないけれど、気になる人は一度チャレンジしてみてもいいかもです。
泰崗で桃(水蜜桃)を下見
泰崗に着いたのは13時頃。訪問したのが7月の中旬だったこともあり、桃の季節真っ盛り、泰崗は桃で有名なので道端に桃を売っているお店がずら~り。
こんな感じで桃の木が山の斜面にたくさん
駐車場がなくて、いざ買うお店のところに停めるしかないので、ゆっくりいろいろなお店を見て回るのは難しいといった印象でした。
あとは、傷みやすいのでこの日は購入せず、翌日帰る日に買うことにして、泰崗を後にしました。
次に鎮西堡部落を訪問
13時半に鎮西堡に到着しました。こちらにも神木があって見に行きたかったのですが、時間的に山に入るのは不可能だったので、部落を見て回ることに。
今度は、鎮西堡に1泊して神木を見に行きたい
鎮西堡長老教會を見学
こちらの部落には、ひと際目を引く美しい教会があります。
1947年に、部落住民の泰雅族の手によって建てられた教会です。
外観のデザインも、教会内の壁画も見所いっぱい
部落を歩く
教会を見た後は、のんびり部落の中を歩いてみました。
途中で買った10元アイス、紅豆味
新光小学校や、道端で寝転ぶ猫ちゃんたち、とてもゆっくり時間の流れを感じることができます。民宿もたくさん見かけました。
斯馬庫斯と司馬庫斯
皆さん、この住所の表示を見て、アレ?!!と思いませんか??
なんとこちらの住所も「斯馬庫斯」!!漢字が違えど、発音は同じ
新光部落も斯馬庫斯と称されるらしいです。ちょっと調べてみましたが、日本統治時代に対立が絶えなかった、泰雅族の2つの民族グループがあり、その1つKnazi(基那吉)族が属するのが斯馬庫斯、もう一つMrqwang(馬里光)族が属するのが司馬庫斯と言われるそうです。
住所表示からおもしろい情報を得られることもある、旅の楽しみ
ついに最終目的地、司馬庫斯へ
鎮西堡を後にし、司馬庫斯へ向かいます。司馬庫斯に向かうには再び泰崗まで戻り、山道に入らなくてはなりません。
ここからの山道が結構過酷!舗装されてはいるけどボコボコなうえにカーブが続き、道幅がかなり狭いのに、さらには大型の観光バスも来る
こんな感じで、ちょっと小雨も降ってきて危険な感じだったので安全運転で進みました。山道に入って1時間ちょっと経った頃やっと見えてきました。
司馬庫斯部落の入り口、この時点ですでに16時過ぎていました。
入り口が見えたとき、ついに来た!と思って感動すると共にやっと着いた!と安堵の気持ちでホッ
とりあえず民宿にチェックイン
荷物を置くのと、車を駐車するため先ず事前に予約していた民宿に向かいます。
こちらの民宿に関しては、また別の記事で紹介してるよ
荷物を置いたら、司馬庫斯部落の探索へ。
コンビニはないけど売店はあるよ
入ってすぐの広場の近くに売店と遊客中心(ビジターセンター)があります。
売店にはお菓子や飲み物、雨具やお土産、工芸品等々、いろいろ置いてあります。
山の上なのでお菓子の袋がパンパン
丸太と石板で造られた小学校へ
建物自体とても可愛いのですが、小学生たちが書いた展示物など、何とも懐かしい感覚に引き戻されました。
屋根は石板で造られていてとても特徴があります。
どうやら新光國民小學司馬庫斯分班と言う位置づけらしい
部落の小さな教会
小学校の一段上には小さな教会があります。前にある広場では子供たちが遊ぶ姿を見ることができました。夜にはライトアップされるらしいのですが今回は見ていません。
雨が止んだ景観台へ
ちょっと歩くと、司馬庫斯部落が一望できる景観台があります。
雨が上がって虹が出たよ
ここの景気は本当に神秘的で美しい、非日常な雰囲気でまるで雲の上にいるようです。標高が高いので空気も澄んでいるし、とても気持ちが落ち着きます。
山の移り変わる景色をずっと眺めていても、全然飽きることありませんでした。
早めに夕食をとることに
部落の夜は早そうなので、お店が閉まってしまう前に早めに夕食を探すことにしました。この時点で夕方18時。
朝のマックからほとんど何も食べていないのでお腹も減った
と言うことで、キャンプ場のある上の方へ登って見ました。そこで神木に行く遊歩道の入り口も発見。
今回、夕食をとったのはコチラ。山小屋風の建物に半外バルコニーの席からは素晴らしい山の景色が眺められます。
この日が霧が深くて見ることはできなかったけど
どれも大体350元ほど。その場で注文できるメニューは多くありません。事前に予約していた方がメニューの幅も広がります。
いつも行き当たりばったりなのでこの時初めて知った
馬告香煎雞腿 350元
勇士鍋 350元
上記の2つをチョイスしたよ
山の上は寒いので、鍋を食べている人が結構多かったように思います。スイーツも置いてあって、デザートにチーズケーキとチョコブラウニーをテイクアウトして、民宿前の売店でビールを買って夜食に食べました。
事前に予約をしておけば、民宿でも夕食を準備してもらうことができます。夕飯の選択肢は多くないので、余裕があれば事前に調べておくのもいいと思います。
それでは、後半に続きます、どーしゃー。